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2012年6月25日号 一世一代の大決断!
こんにちは!
スピリチュアル・アドバイザーの中村泉です。
いつもありがとうございます!
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◆今回のお題は、『一世一代の大決断!』です。
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『彼』といずみちゃんの今後は?
【二人の絆】は?
『宇宙』から与えられたお試しに二人は、いえ、
いずみちゃんはどのような決断をくだしたのか?
早速、高校三年生の春にフォーカスします。
★――【私を助けて!!】
『彼』と私は、本当にお付き合いをしているの?
あの告白は、私の思い込み?
『彼』はこの世に存在しているの?透明人間?
なぜ会えないの?
なぜ!会いに来てくれないの?!!
『彼』に会えない不安が、『彼』への不信感に変わり始めたとき
――突然現れたのが、B君でした。
B君とは2時間ほど話をしました。
B君の、「じゃまた・・ゆっくり考えて。。。」の言葉に
私は「うん。。」とだけ答えてその場を離れました。
ふぅーと緊張の糸が切れたかと思った途端
“得体の知れない錘”が体にのしかかってきたように感じ
帰路への足取りは重く、見なれた光景がいつもと違い
なぜか悲しく感じました。
『私を助けてよ!!』
心の中で『彼』へ叫びました!
切なくて淋しくて悔しくて愛おしくて・・・
『彼』を想うそのすべてが涙となって込み上げてきます。
涙を拭う仕草を繰り返さないように、すれ違う人に気づかれないように
後から後から込み上げてくるその感情を私は必死に抑えながら
一人帰路を歩きました。
自宅に着き、いつもなら駆け上がる階段も一段・二段・・
次へ踏み出す気力がありません。
「もう~! 嫌ぁ――!!」
部屋を開けるなり私はベッドに崩れ込みました。
アタマの中は、『彼』でいっぱいです。
しかし、つい先ほど告白されたばかりのB君の存在も気になります。
この日の“気になる”・・というのはB君へ“どう断れば良いのか?”です。
A子にどんなにお願いされてもB君とは会うべきではなかった!
『彼』のことだけで精一杯なのに!
余計なこと(B君)まで招いてしまった!
人生初めての大問題がなんの前振りもなくドカン!と目の前に降ろされ
“この問題(課題)から逃げることは不可能!”
逃げ場のない袋小路に閉じ込められたようで・・しかし
“ここから脱出しなければ私の先はない!”
――その時、これまでの人生とは違う
なにか別の流れの中に入らされたような感覚が押し寄せ・・
私は何が何だか分からなくなりベッドに顔を押し付けモガキ戸惑いました。
寝付きの悪い夜が過ぎ、もやもやした朝を迎えました。
★──揺れ動く想い。。
――B君にどんな断り方をしようか?。。
するとB君の、愛嬌のある飾り気のない笑顔が浮かびました。
「あぁ・・どうしよう。。」
(私、揺れてる?・・同情心?)
B君は、『彼』とは違ったタイプ。
私を優しくリードしてくれそうな・・そう、
夢見るいずみちゃんが求める、あの『恋愛像』に近かった!
B君をもっとよく知ると・・
『彼』とは違って私をほったらかしにしない人?
『彼』とは違って存在感があって私を大切にしてくれる人は・・
B君?
この時、私の中から、もうひとつの感情が飛び出し、B君へ・・
“ビビっ!” (胸ドキュン!?)
私の中に潜んでいた“小悪魔ちゃん”が顔を覗かせました。。。
【理想のタイプはB君よ。。断るなんて勿体ない!
そうよ・・B君キープ!なにもバカ正直に断らなくても。。
最初は、「お友達として・・」な~んて方法もあるんじゃない?】
アタマの中は、『彼』・B君・『彼』・・・・
どちらが自分にとって都合の良い相手なのか?
二人の男性を天瓶に掛けるという、シタタカな思考の目覚めです。
『彼』・B君・『彼』・B君・『彼』… …
どちらにしようかな?神様の言う通り。。。。
★──タイムリミット!!
B君へ、私の返事は「一週間後」の約束をしていました。
後三日、後二日・・タイムリミットの日は刻一刻と近づきます。
しかしその間も、『彼』からの連絡は一切なし!!!
片やB君周辺からは、「Bはいい奴」「いい返事してあげて・・」と。。
A子が「B君はとっても良い子!」と言っていたように
B君は仲間たちからも慕われていて・・
私と面と向き合って自分の想いをしっかり伝えてくれたし・・
そんなこんなもあり・・
乙女心としては・・揺れに揺れ動き・・・・
この一週間憔悴しきるほど悩みに悩みました。
「タイムリミット」最後の二日間は発狂しそうになるほど苦しみました。
自分の中の【天使】と【悪魔】がこれほどまでに見事に認識できるとは。。
この一週間は、自分に潜む【二つの感情】が交互に浮き出て・・
それぞれと真剣に!本当に真剣に取り組みました。
『神経がすり減るってこうゆうことなんだ。。』
『今私は、一世一代の難題と向き合っている!』
【自分】を絞りに絞りだした、今も忘れられない貴重な一週間でした。
そこで私の下した決断とは・・・・
――いよいよタイムリミットのその日です。
B君へ、返事の当日が訪れました。。
私はB君との待ち合わせ場所へ向かいました。
この時の私はもうなんの迷いもありませんでした。
B君が来てくれました。
私は言いました。
「片想いかもしれないけど、私には好きな人がいます。。。」
・・・そして、その場を離れました。
★――タイムリミット~もう一つの決断!
――その日私は、もっと重大な決断をしていました。
『彼』からの告白後、私は『彼』からのアクションばかりを求めていて
自分から積極的に行動を起こそうとはしませんでした。
勿論何度も「電話しよう!」とは思いましたが、結局できませんでした。
しかし、その日の私は【一世一代の大仕事】
(自分の内面と真剣に向き合った)を終えた後の私ですから
これまでの私ではありません!!
――私は例の公衆電話へ自転車を走らせました。。。
どうか電話が繋がりますように・・『彼』がいますように。。
運よく『彼』が電話に出ました。
三度目に聴く懐かしい『彼』の声です。
この時の『彼』の反応は。。
私からの思いがけない電話にとても喜んでくれた様子でした。
『彼』のその反応に私は。。
『告白からのこの10日間の私の心痛は一体なんだったの?』
と一瞬、鳩が豆鉄砲を食らった感がありました。。
が・・自分を奮い立たせて・・・
――私は『彼』に尋ねました。
私:「ひとつ教えてください。
私たちはお付き合いをしているのでしょうか?」
彼:「・・・(何を言ったか思い出せませんが
付き合っているようなことを言ったと思います。)」
私:「無かったことにしてください。ありがとう。さようなら。」
彼:「・・・・・(何を言ったのか思い出せません)」
次回へ続きます。
~編集後記~
ここが私の人生初めての【大きな運命の分かれ道】
~人生のターニングポイント(分岐点)だったと思います。
当時はそんなこと知るよしもありませんでしたが、なぜか?
この時点から私の人生にこれまでとは違った、今で言うところの
取り巻く空気・波動・エネルギーが「一瞬にして変わった」感覚を感じ・・
【ここは絶対に自分から逃げてはいけない!】
【楽な選択は決してしてはならない!】と思いました。
ここでの【楽】とは、自分の“エゴ“にとって都合のよい選択です。
神様が私の心の中をお見通しだとして
誰でもなく『神様に恥ずかしくない選択をしなちゃ!』と思いました。
でないと、私が私らしくない・・と。
【私が私らしい】とは、【私本来の運命】に波長が合っている自分です。
その『自分創り』の第一関門(お試し登竜門)が
この度の一連の流れだったと確信してます。
【魂が一番最高に望む幸せな人生往き】という
魂最高の青写真の切符を手に居れることができるのか?
出来ないのか?乗り継ぎ乗車券を渡されるのか?
遠回りが必要なのか?・・・
この一連の流れは、それを見極める宇宙からのお試し『第一関門』
その後、第二関門、第三関門・・とお試し(試練)は待ち構えているのですが
それは、魂が一番最高に望む人生(運命)へ向けての光のナビゲーターです。
話が前後しましたが・・
悩みに悩んだ結果、私は『彼』とB君どちらとのご縁もお断りしました。
その【選択】は、大人になってからもいつ思い出しても、
自分で自分を褒めてあげたい【賢い選択】だったと思います。
宇宙のお試し第一関門クリアーですね。
それは、「ツインソウルと結ばれるため・・」
(当時はそんな意識0パーセントでしたから、笑)ではなく
まずは【自分磨き】
~【魂が一番最高に望む幸せな人生】に相応しい
自分創りこそがそこへの最短距離、初めの第一歩です。
では、次回の本台へと続きますが、
いずみちゃんがB君をお断りしたのは、ある意味当然の結果です。
しかし、なぜあれほど想いをよせた恋しい恋しい意中の存在
『彼』との交際までお断りしたのか?
次回、本心を綴ります。